昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは78.6ドルまで上昇。天然ガスに至っては約4.4%上昇し、1.83ドルとなった。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、唯一上昇したプラチナは、前日から0.61%上昇し893ドルとなった。
為替市場は、本日のアジア時間で発表されたNZ・RBNZ政策金利にて、政策金利が市場予想通り5.50%となったことで、NZドルが指標発表直後から最弱通貨となった。NZドル円は92.935から91.831まで下落。サポートラインとして機能していた時間足200SMAを、瞬時に下抜けた。欧州時間でNZドルが回復するのか、慎重に判断したい。
本日の指標は、9:30に豪・消費者物価指数、10:00にNZ・RBNZ政策金利と声明発表、14:00に日・景気動向指数、16:00にトルコ・貿易収支、19:00に欧・消費者信頼感指数、欧・景況感、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、22:30に加・経常収支、米・実質GDP、米・卸売在庫、24:30に米・週間原油在庫、25:00に露・鉱工業生産、26:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言が予定されている。政策金利発表にて大幅下落したNZドルの方向性を、じっくりと見極めたい。