先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは76.5ドルまで2%以上低下。天然ガスに至っては6.8%下落し1.68ドルまで値を下げた。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、反発が見られたパラジウムは、前日から0.62%上昇し974ドルとなった。
為替市場は、豪ドルが米国時間で最強通貨となった。豪ドル円は8日連続陽線となり、98.601から99.050まで上昇。4時間足20MAに下値をサポートされ反発した。テクニカル的には、豪ドル円は4時間足にてローソク足が上昇する中RSIが下降しているダイバージェンスを起こしているため、米国時間で調整の値動きが見られるのか警戒したいところだ。
本日の指標は、8:50に日・企業向けサービス業価格指数、14:00にシンガポール・鉱工業生産指数、18:00に英・ブリーデンBOE副総裁の発言、20:00に英・ピルMPC委員の発言、23:00にイスラエル・基準金利、米・新築住宅販売件数、24:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、25:30に米・2年債入札、27:00に米・5年債入札が発表予定となっている。最強通貨となった豪ドル円が調整の値動きを見せるのか、慎重に見守りたい。