昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油高の相場展開となった。原油WTIは78.3ドルまで上昇。天然ガスは2.6%ほど下落し、1.8ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したパラジウムは2.3%ほど跳ね、974ドルとなっている。
為替市場は、昨日NZ・1月貿易収支が発表され、前月のマイナス3.23億NZドルからマイナス9.76億NZドルに悪化したにも関わらず、NZドルが最強通貨となった。NZドル円は91.637から93.632まで上昇。移動平均線が長期足から短期足まで順序立てて並ぶパーフェクトオーダーとなった。このまま日柄調整を挟みNZドルが強含んでいくのか、注意深く見守りたい。
本日の指標は、6:45にNZ・小売売上高、9:01に英・GFK消費者信頼感指数、9:35に米・ウォラーFRB理事の発言、10:30に中・新築住宅販売価格、13:00にマレーシア・消費者物価指数、14:00にシンガポール・消費者物価指数、16:00にトルコ・設備稼働率、トルコ・景気動向指数、独・実質GDP、17:00に英・グリーンMPC委員の発言、18:00に独・IFO景況感指数、19:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言が予定されている。93円台に突入したNZドル円の方向性に注目したい。