昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは78.1ドルまで上昇。天然ガスも同様に上昇し、4.9%値を上げ1.84ドルとなった。主要貴金属5銘柄はまちまちの値動きながらも、銅が上昇し3.88ドルを回復した。
為替市場は、強含んでいたNZドルをスイスフランが凌駕し、最強通貨となった。フラン円は169.933から171.260まで約1.3円上昇。日本円が最弱となったことも相まって、急騰となった。テクニカル的には、フラン円は日足にて下値を切り上げており同時に上値更新をしているため、欧州時間でスイスフランのさらなる上昇が見られるのか、注目したい。
本日の指標は、8:50に日・対内外証券投資、12:00にインドネシア・経常収支、14:00に印・製造業/サービス業PMI、16:45に仏・企業景況感、17:15に仏・製造業/サービス業PMI、17:30に独・製造業/サービス業PMI、18:00に欧・製造業/サービス業PMI、18:30に英・製造業/サービス業PMI、19:00に欧・消費者物価指数、22:30に加・小売売上高、米・新規失業保険申請件数、23:45に米・PMI購買担当者景気指数、24:00に米・中古住宅販売件数が発表予定となっている。今年高値更新に迫っているフラン円の動向を慎重に見極めたい。