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反発から再び下降したユーロ米ドルの強弱性に注意か

反発から再び下降したユーロ米ドルの強弱性に注意か

反発から再び下降したユーロ米ドルの強弱性に注意か
2024.02.09
本日のポイント
  1. ハンガリー・消費者物価指数
  2. 加・雇用統計

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは76.2ドルまで約2.8%上昇。一方の天然ガスは5.5%下落し、1.86ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく下落した銅は、前日から1.2%下落し3.7ドル付近で停滞している。

為替市場は、ユーロ米ドルが上昇から一転、下落した。ユーロ米ドルは1.0788から1.0741まで下落。本日のアジア時間でも上値が重くなっている。テクニカル的には、ユーロ米ドルは日足10MAより下位に位置しており、短期MAから長期MAまで下降基調となっているため、下落の可能性に警戒したい。

本日の指標は、16:00にノルウェー・消費者物価指数、独・消費者物価指数、トルコ・鉱工業生産、16:30にハンガリー・消費者物価指数、タイ・外貨準備高、19:30に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、21:00にメキシコ・鉱工業生産、22:30に加・雇用統計、27:30に米・ローガン:ダラス連銀総裁の発言が予定されている。反発から再び下降したユーロ米ドルの強弱性を、慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。