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RBA前日に最弱通貨となった豪ドルが回復するのか注目か

RBA前日に最弱通貨となった豪ドルが回復するのか注目か

RBA前日に最弱通貨となった豪ドルが回復するのか注目か
2023.12.05
本日のポイント
  1. 米・サービス業PMI
  2. 仏・鉱工業生産

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは73.2ドルまで下落。直近4ヶ月での最安水準まで値を下げた。天然ガスも同様に下落し、2.70ドル付近で推移している。主要貴金属5銘柄はすべてが大幅下落となり、もっとも下げ幅の大きかったシルバーは、前日比マイナス5.15%の24.4ドルまで下落した。

為替市場は、本日のRBA政策金利発表を前に、豪ドルが米国時間で最弱通貨となった。豪ドル円は97.949から97.201まで約70pips下落。4時間足ボリンジャーバンド⁻2σ直下まで下落した。テクニカル的には、豪ドル円は日足にて上値とRSIを切り下げている状況だ。本日のRBAでは4.35%据え置き予想となっているが、発表後に豪ドルが反発するのか、注目したい。

本日の指標は、16:00にスウェーデン・経常収支、16:45に仏・鉱工業生産、17:50に仏・サービス業PMI、17:55に独・サービス業PMI、18:00に欧・サービス業PMI、18:30に英・サービス業PMI、19:00に欧・生産者物価指数、21:00にブラジル・第3四半期GDP、22:55に米・レッドブック大規模小売店売上高、23:45に米・サービス業PMI、24:00に米JOLTS求人件数、米・ISM非製造業景気指数、米・ボウマンFRB理事の発言が予定されている。RBA前日に最弱通貨となった豪ドルが回復するのか、慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。