昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株横ばい・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは86.2ドルまで下落。一方の天然ガスは3.27ドルまで上昇している。主要貴金属5銘柄はシルバー以外が上昇となり、ゴールドは小反発を見せ1,973ドル付近での推移だ。恐怖指数(VIX)は約6%下落し20.3となっている。
為替市場は、明日のBOC政策金利発表を控え、加ドルが対円で往って来いとなった。加ドル円は109.129から109.549の間で方向感に欠ける展開に終始し、4時間足200SMA直下での値動きに落ち着いた。なお明日のBOC政策金利発表では5.00%の据え置き予想となっているため、市場予想通りの結果となり加ドルが急落するのか、それまでの加ドルの動向に警戒したい。
本日の指標は、15:00に英・雇用統計、独・GFK消費者信頼感調査、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、21:00にハンガリー・政策金利と声明発表、21:30に欧・ラガルドECB総裁の発言、22:45に米・製造業/サービス業PMI、23:00に米・リッチモンド連銀製造業活動指数が発表予定となっている。BOC政策金利発表を明日に控えた加ドルの値動きを慎重に注視したい。