昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは節目の90ドルを回復し、90.1ドルまで反発。一方の天然ガスは約2.5%下落し、2.85ドル台で推移している。主要貴金属5銘柄はまちまちの展開となり、大きく上昇したシルバーは、23.4ドル付近で動いている。
為替市場は、本日の日銀金融政策決定会合を控え、日本円が最強通貨となった。ユーロ円は158.086から157.032まで下落。日足ボリンジャーバンド⁻2σ付近まで値を下げた。ユーロ円は日足ベースでは今月に入り横ばいのこう着状態が継続している。本日のBOJにて方向感が明確となるのか、注視したいところだ。
本日の指標は、15:00に英・小売売上高、15:30に日・植田日銀総裁の記者会見、16:15に仏・製造業/サービス業PMI、16:30に独・製造業/サービス業PMI、17:00に台湾・失業率、欧・製造業/サービス業PMI、17:30に英・製造業/サービス業PMI、19:00に英・CBI企業動向調査、21:30に加・小売売上高、21:50に米・クックFRB理事の発言、22:45に米・製造業/サービス業PMIが発表予定となっている。BOJ金融政策決定会合にて、クロス円が大きく動くのか、慎重に静観したい。