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サービス業PMIが前月から大幅低下したポンドの行方を静観か

サービス業PMIが前月から大幅低下したポンドの行方を静観か

サービス業PMIが前月から大幅低下したポンドの行方を静観か
2023.08.24
本日のポイント
  1. 米・シカゴ連銀全米活動指数
  2. トルコ・TCMB政策金利と声明発表

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高安・金利・原油安の相場展開となった。原油WTIは一昨日からさらに下落し、78.4ドルまで下落している。天然ガスも同様に3%弱の下落となり、2.57ドル台まで値を下げている。主要貴金属5銘柄はすべてが上昇となり、ゴールドは8月11日以来の1,920ドルを回復した。

為替市場は、昨日発表された英・8月製造業/サービス業PMIにて、製造業・サービス業ともに前月から大きく落ち込んだことで、ポンドが対米ドルで下落した。ポンド米ドルは1.2764から1.2615まで下落。週足20MA直下まで下落した。しかしながら米国時間終盤にてポンドは徐々に回復し、1.2732まで反発。本日のアジア時間では1.2713付近で推移している。このままポンドが対米ドルで反発を継続させるのか、慎重に注視したい。

本日の指標は、15:45に仏・企業景況感、17:00にフィリピン・失業率、17:30に香港・貿易収支、20:00にトルコ・TCMB政策金利と声明発表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・耐久財受注、米・シカゴ連銀全米活動指数、23:00に米・ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24:15に米・コリンズ:ボストン連銀総裁の発言が予定されている。サービス業PMIが前月から大幅低下したポンドの行方を、慎重に見守りたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。