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BOEにてポンドの円安が加速するのか警戒か

BOEにてポンドの円安が加速するのか警戒か

BOEにてポンドの円安が加速するのか警戒か
2023.08.03
本日のポイント
  1. 英・BOE政策金利と声明発表
  2. 英・ベイリーBOE総裁の記者会見

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは79.6ドルまで3%近く下落。天然ガスも同様に2.48ドルまで約3.5%急落している。主要貴金属5銘柄はすべてが大幅下落となり、もっとも下げ幅の大きかったシルバーは、前日から約2.8%下落し、23.6ドル付近で推移している。

為替市場は、本日、BOE政策金利発表を控えているポンドが、対円で下落した。ポンド円は183.115から181.753まで約130pips下落。時間足200EMAにタッチしたポイントで下げ止まった。なお本日のアジア時間では一転反転し、上昇傾向となっている。このまま政策金利の発表にてさらなる円安が進んでいくのか、警戒したい。

本日の指標は、15:00に独・貿易収支、15:30にスイス・消費者物価指数、16:00にトルコ・消費者物価指数と生産者物価指数、17:30に英・サービス業PMI、20:00に英・BOE政策金利と声明発表、20:30に英・ベイリーBOE総裁の記者会見、米・チャレンジャー人員削減予定数、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期非農業部門労働生産性、米・バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業業況指数、23:30に米・週間天然ガス貯蔵量が発表予定となっている。BOEにてポンドの円安が加速するのか、方向性を慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。