昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利高・原油安の相場展開となった。原油WTIは79.0ドルまで下落しており、天然ガスも同様に下落し2.46ドル台となっている。また、主要貴金属5銘柄がそろって下落となり、ゴールドは1トロイオンスあたり1,836ドル台で推移。1%強の下落となっている。
為替市場は、本日生産者物価指数(PPI)の発表を控えた米ドルが上昇し、米ドル円は132.578から134.327まで上伸した。米ドル円は時間足20MAに沿っての上昇トレンドが発生しており、時間足RSIもリバーサル状態が継続している。上位足の4時間足・日足ともにRSIのダイバージェンスは発生しておらず、上昇傾向となっているため、米国時間での継続した上昇が見られるのか、注目したいところだ。
本日の指標は、17:30に香港・失業率、18:00に欧・ECB月例報告、20:00にイスラエル・実質GDP、20:30にトルコ・住宅価格指数、22:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、22:30に米・新規失業保険申請件数、米・生産者物価指数、米・住宅着工件数、米・フィラデルフィア連銀景況指数、22:45に米・メスター:フィラデルフィア連銀総裁の発言、24:30に米・週間天然ガス貯蔵量、26:00に英・ピルMPC委員の発言、翌6:00に米・クックFRB理事の発言が予定されている。米国時間での要人発言により米ドルが強含むのか、警戒したい。