昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が下落となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。原油WTIは79.0ドルまで上昇。主要貴金属4銘柄は小幅ながらに上昇し、ゴールドは1,755ドル台での推移をしている。一方の天然ガスは約3%落ち込み、7.1ドル台まで値を下げている。
為替市場は、オセアニア通貨が最強通貨となり、クロス円の中で対欧州・対米ドルが下落する中、豪ドル円が上昇した。豪ドル円は92.185から93.180まで約100pips上昇。時間足75MAまでの反発となった。本日のアジア時間でも上値を試す値動きとなっているため、現在位置の日足200SMAにサポートされ反発が継続するのか注目したいところだ。
本日の指標は、16:00にトルコ・第3四半期GDP、16:45に仏・消費者物価指数、17:00にスイス・KOF先行指数、17:30に英・ピルMPC委員の発言、17:55に独・失業率、19:00に欧・消費者物価指数、22:15に米・ADP雇用統計、22:30に米・第3四半期GDP、米・個人消費、22:50に米・ボウマンFRB理事の発言、23:45に米・シカゴ購買部協会景気指数、24:00に米・JOLTS求人、24:30に米・週間原油在庫、27:30に米・パウエルFRB議長の発言、28:00に米・ベージュブックが発表予定となっている。反発しているオセアニア通貨の方向性に注目したい。