昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって大幅安となり、株安・金利高・原油高の相場展開となった。下落が目立っていた原油WTIは78.8ドルまで回復。主要貴金属4銘柄は徐々に上向き方向に動いている。日経平均は週明けからマイナス推移となっており、現在は28,031円台での推移だ。
為替市場は、原油安により弱含んでいたオセアニア通貨が、本日のアジア時間で反発している。豪ドル米ドルは0.6638から0.6708まで回復。時間足20MAの上位にありつけた。豪ドル米ドルは週足ベースでも20MAを上抜ける形で反発しているため、来週のRBA政策金利発表に向けて豪ドルが強含むのか、慎重に注視したい。
本日の指標は、16:00にトルコ・貿易収支、17:00にスイス・第3四半期GDP、18:30に英・住宅ローン承認件数、英・消費者信用残高、21:35に英・マンMPC委員の発言、22:00に独・消費者物価指数(速報値)、22:30に加・GDP、23:00に米・S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・住宅価格指数、24:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、スイス・シュレーゲルSNB副総裁の発言が予定されている。原油安から回復し値を上げているオセアニア通貨に注目したい。