昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって続伸となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは93.2ドルまで2%強の下落となり、パラジウムは4%以上の上昇となっている。恐怖指数(VIX)は4%の下落となり、21.7付近で推移している。米10年債利回りは3.04%まで下落している。
為替市場は、米債利回りが小幅に下落する中、米ドルの上値が重くなり、米ドル円は137.194から136.309まで約90pips下落した。米ドル円は上値を徐々に切り下げている中、下値が136.309で下げ止まっており、ディセンディング・トライアングルを形成している。米国時間のジャクソンホール会議にて米ドルが弱含むのか、注目したい。
本日の指標は、15:00に独・GFK消費者信頼感調査、15:45に仏・消費者信頼感指数、21:30に米・個人所得、米・個人支出、米・PCEデフレーター、米・PCEコアデフレーター、米・卸売在庫、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)、米・パウエルFRB議長の発言が予定されている。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言に注目したい。