昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって反発となり、株高・金利高・原油高のリスクオンムードが展開された。恐怖指数(VIX)は5%以上低下し22.8となり、半導体指数(SOX)は2,886まで小幅に上昇している。大豆・小麦が下落する中、ゴールドとパラジウムが上昇しており、特にパラジウムは4%以上の上昇となっている。
為替市場は、豪ドルが強含む展開となっており、豪ドル/米ドルは0.6899から0.6961まで60pipsの上昇となった。4時間足でしっかりと下値を切り上げており、75MAと200MAがゴールデンクロスに入ったため、このまま米国時間に向けて上昇が継続するのか注視したい。
本日の指標は、15:00に独・第2四半期GDP、16:00にトルコ・景気動向指数と設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、19:00に英・CBI流通取引調査、20:30に欧・ECB理事会議事要旨公表、21:30に米・新規失業保険申請件数、米・第2四半期GDP、米・コアPCEデフレーター、24:00に米・カンザスシティ連銀製造業活動指数、26:00に米・7年債入札が発表予定となっている。上昇している豪ドルの勢いが継続するのか、注目したい。