先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄が続落となり、株安・金利安・原油高の相場展開となった。三角持ち合い推移となっていた原油は、週足で上抜けるかの様相を呈しており、WTIは110ドル付近まで上昇している。暗号資産は停滞から脱却しつつあり、BTCUSDは3万ドルを回復、30,142ドル付近での推移となっている。
為替市場は、大きな窓なくスタートし、クロス円が小幅に下落となっている。ユーロ円は134.57-135.79間での小幅な値動きを繰り返している。ユーロ円はレンジ推移の中でも上値を若干切り下げているため、本日のアジア時間で見られた下落が継続するのか、慎重に判断したい。
本日の指標は、16:00にトルコ・景気動向調査と設備稼働率、17:00に独・IFO景況指数、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:30に米・シカゴ連銀全米活動指数、23:15に英・ベイリーBOE総裁の発言、独・ナーゲル独連銀総裁の発言、25:00に米・ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言がある予定だ。今週は、25日(水)のNZ政策金利に注目が集まることが予想される。まずは週始めの値動きを慎重に静観したい。