昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄のうち2銘柄が続落となり、株安・金利安・原油高のリスクオフムードとなった。S&P500は節目の4,000ポイントを回復していない中、暴落が続いていた暗号資産は反発が入り、BTCUSDは3万ドル台を回復。30,557付近で推移している。
為替市場は、ドルインデックスが104と高値圏で推移しており、リスク回避の米ドル買い・円買い基調となっている。昨日時点で最弱通貨となった豪ドルに対し米ドルは躍進し、豪ドル米ドルは0.695から0.682まで120pipsの下落となった。ただ、本日のアジア時間では反発が入っているため、4時間足20MAを実体足でしっかりと上抜けるのか注目したい。
本日の指標は、15:45に仏・消費者物価指数、16:00にトルコ・鉱工業生産、18:00に欧・鉱工業生産、21:30に米・輸入物価指数、23:00に米・ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)、24:00に独・ナーゲル独連銀総裁の発言、米・カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言、25:00に米・メスター:クリーブランド連銀総裁の発言がある予定だ。週末の通貨強弱がどう変化するのか、米ドルの値動きと照らし合わせつつ慎重に見極めたい。