昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって上昇となり、株高・金利安・原油安の相場展開となった。原油WTIは103ドル台で推移しており、反発していたゴールドは一時1,878ドルまで回復したが、現在は1,860ドル付近となっている。
為替市場は、本日のアジア時間で豪ドルが最強通貨となっており、クロス円の上値が重い中、豪ドル円が92.26から92.59まで小幅上昇となっている。昨日の政策金利引き上げが影響し、他国との金利差が維持できれば、豪ドルの上昇に繋がるだろう。まずは本日のFOMCを静観したい。
本日の指標は、17:30に英・住宅ローン承認件数、18:00に欧・小売売上高、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:15に米・ADP全国雇用者数、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、22:45に米・サービス業PMI、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見がある予定だ。FOMCでのパウエルFRB議長の会見内容に十分注意しつつ、為替市場の動向を見守りたい。