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政策金利が0.35%へと引き上げられた豪ドルの動向に注目か

政策金利が0.35%へと引き上げられた豪ドルの動向に注目か

政策金利が0.35%へと引き上げられた豪ドルの動向に注目か
2022.05.03
本日のポイント
  1. 米・製造業受注指数
  2. 米・JOLT労働調査

昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって引けにかけ小幅に反発し、最終的に株高・金利高・原油高のリスクオンムードが展開された。債券は売られ、米10年債利回りは一時3%に乗せる展開となった。原油WTIは一時105ドル台をタッチし、現在は104.9ドル付近となっている。

為替市場は、本日政策金利が0.35%へと引き上げられた豪ドルが若干強含んでおり、ユーロの弱さも相まってユーロ豪ドルは昨日高値の1.496から1.471まで240pipsほど下落した。テクニカル的には、ユーロ豪ドルは4時間足200SMAに下値を支えられる形でいったん反発しているため、このまま下落が継続するかは慎重に判断したいところだ。

本日の指標は、15:45に仏・財政収支、16:55に独・失業率、17:30に英・製造業PMI(確報値)、18:00に欧・生産者物価指数と失業率、23:00に米・製造業受注指数、米・JOLT労働調査、25:30に加・ロジャースBOC副総裁の発言、翌6:00にNZ・RBNZ金融安定報告書公表がある予定だ。豪ドルの強さが継続するのか、慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。