昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって引けにかけ小幅に反発し、最終的に株高・金利高・原油高のリスクオンムードが展開された。債券は売られ、米10年債利回りは一時3%に乗せる展開となった。原油WTIは一時105ドル台をタッチし、現在は104.9ドル付近となっている。
為替市場は、本日政策金利が0.35%へと引き上げられた豪ドルが若干強含んでおり、ユーロの弱さも相まってユーロ豪ドルは昨日高値の1.496から1.471まで240pipsほど下落した。テクニカル的には、ユーロ豪ドルは4時間足200SMAに下値を支えられる形でいったん反発しているため、このまま下落が継続するかは慎重に判断したいところだ。
本日の指標は、15:45に仏・財政収支、16:55に独・失業率、17:30に英・製造業PMI(確報値)、18:00に欧・生産者物価指数と失業率、23:00に米・製造業受注指数、米・JOLT労働調査、25:30に加・ロジャースBOC副総裁の発言、翌6:00にNZ・RBNZ金融安定報告書公表がある予定だ。豪ドルの強さが継続するのか、慎重に見極めたい。