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日本のGW連休入り前の通貨強弱に注目か

日本のGW連休入り前の通貨強弱に注目か

日本のGW連休入り前の通貨強弱に注目か
2022.05.02
本日のポイント
  1. 米・製造業PMI
  2. 独・小売売上高

先週末は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って反落となり、株安・金利横ばい・原油安の相場展開となった。原油WTIは小幅に下落しており、再び103ドル台となっている。ゴールドとシルバーは1%以上下落し、米ドル建てゴールドは1,886ドル台となっている。

為替市場は、ポンドが強含み、ユーロポンドが0.842から0.838まで下落した。テクニカル的には、ユーロポンドは4時間足で三尊天井を形成しており、三尊のネックラインである0.838付近までの下落が完了しているため、この後欧州時間から米国時間にかけてユーロが反発するのか注視したい。

本日の指標は、15:00に独・小売売上高、16:30にスイス・製造業PMI、16:50に仏・製造業PMI、16:55に独・製造業PMI、17:00に欧・製造業PMI、22:45に米・製造業PMI、23:00に米・ISM製造業景況指数、米・建設支出が予定されている。今週は4日の米FOMCや5日の英政策金利、6日の米雇用統計など重要イベントが多くなっている。明日から日本が連休入りする前に通貨強弱がどう変化するのか慎重に見極めたい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。