昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が揃って2日続伸となり、株高・金利横ばい・原油高の相場展開となった。米10年債利回りは2.42%と依然高値圏で推移しており、米2年債利回りは2.43%となっている。日経平均は27,700円台となっている。
為替市場は、クロス円が完全に膠着状態となっており方向感がなくなっている。本日のアジア時間で日銀黒田総裁が「直近の円安は比較的早いペースだ」と述べると、瞬間的にクロス円が約50pips下落する場面があったが、結局往って来いとなった。
本日の指標は、15:45に仏・鉱工業生産と製造業生産指数、17:30に英・サービス業PMI(確報値)、21:30に加・貿易収支、米・貿易収支、22:45に米・サービス業PMI(確報値)、23:00に米・ISM非製造業景況指数、23:05に米・ブレイナード次期FRB副議長の発言、25:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言、27:00に米・ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言が発表される予定だ。米国時間での要人発言に注意しつつ、価格動向を静観したい。