先週末は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がまちまちの展開となり、株価横ばい・金利高・原油安の相場展開となった。上昇していたゴールドは本日のアジア時間で売りが入り、現在は1,947ドル付近となっている。また、BTCUSDが年初の下落を相殺し、節目の47,000ドルを伺う急上昇となっている。
為替市場は、ウクライナ情勢が落ち着かない中、大きな混乱なくスタートし、クロス円が全般的に上昇傾向となっている。本日のアジア時間で発表された日銀の「指値オペ」により、一層の円安に拍車がかかる地合いが形成された。ユーロ円は、134.84の今年高値を更新しており、米ドル円は123円台に突入している。
本日の指標は、20:00に英・ベイリーBOE総裁の発言、21:30に米卸売在庫(速報値)、23:30に米・ダラス連銀製造業活動指数、24:30に米・2年債入札、26:00に米・5年債入札が予定されて以外、特に大きな指標発表や要人発言は控えていない。今週は30日(水)の米・ADP雇用統計、4月1日(金)の米・雇用統計があるため、米国の労働環境が悪化していないか注目しつつ、米ドルの値動きを見極めたい。