昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって4営業日振りの反発となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。30を超えていた恐怖指数(VIX)は29.8へと小幅に下落している。暗号資産は対照的に小幅に上昇し、BTCUSDは39,100ドル台で推移している。
為替市場は、昨日の欧州時間で調整の値動きを見せたクロス円が回復しており、ポンド円は153.21から154.69まで反発した。現在は154.34付近で推移しており、4時間足200EMAの真上に位置しており方向感を探る値動きとなっている。明日のBOE政策金利発表を控え、価格に弾みがつくのか見守りたい。
本日の指標は、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:30に加・消費者物価指数と卸売売上高、米・小売売上高と輸入物価指数、23:00に米・企業在庫とNAHB住宅市場指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が行われる予定だ。本日と明日の米・英政策金利発表に留意しつつ、価格動向を注視したい。