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米国の政策金利発表で市場活性化となるか

米国の政策金利発表で市場活性化となるか

米国の政策金利発表で市場活性化となるか
2022.03.16
本日のポイント
  1. 米・FOMC政策金利と声明発表
  2. 米・パウエルFRB議長の記者会見

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄がそろって4営業日振りの反発となり、株高・金利横ばい・原油安の相場展開となった。30を超えていた恐怖指数(VIX)は29.8へと小幅に下落している。暗号資産は対照的に小幅に上昇し、BTCUSDは39,100ドル台で推移している。

為替市場は、昨日の欧州時間で調整の値動きを見せたクロス円が回復しており、ポンド円は153.21から154.69まで反発した。現在は154.34付近で推移しており、4時間足200EMAの真上に位置しており方向感を探る値動きとなっている。明日のBOE政策金利発表を控え、価格に弾みがつくのか見守りたい。

本日の指標は、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、20:30にトルコ・住宅価格指数、21:30に加・消費者物価指数と卸売売上高、米・小売売上高と輸入物価指数、23:00に米・企業在庫とNAHB住宅市場指数、23:30に米・週間原油在庫、27:00に米・FOMC政策金利と声明発表、27:30に米・パウエルFRB議長の記者会見が行われる予定だ。本日と明日の米・英政策金利発表に留意しつつ、価格動向を注視したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。