昨日は、米国市場で、主要株価指数3銘柄がそろって続落となり、株安・金利高・原油安の相場展開となった。昨日発表された米・2月消費者信頼感指数は、110.0の市場予想に対し110.5となり、前回値である113.8から低下した。恐怖指数(VIX)は、28.8まで3.8%ほど上昇している。
米10年債利回りが1.94%まで反発上昇していることから、米ドルが上昇し、115.00を割り込んでいた米ドル円は、115円台を回復。本日のアジア時間では115.03付近となっている。しかしながら、米ドル円は、4時間足で依然下値を切り下げるダウ理論が当てはまっているため、115円台後半になるまでは、米金利動向とともに下落を警戒したいところだ。
本日の指標は、16:00に独・GFK消費者信頼感調査、18:30に英・ベイリーBOE総裁の発言、英・ブロードベントBOE副総裁の発言、英・ハスケルMPC委員の発言、英・テンレイロMPC委員の発言、19:00に欧・消費者物価指数、21:00に米・MBA住宅ローン申請指数、27:00に米・5年債入札、29:30に米・デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言がある予定だ。日本市場が休場の中、欧州時間から明確な値動きが見られるのか、注意深く観察したい。