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円買い傾向となっている通貨強弱が米国時間にかけて継続なるか

円買い傾向となっている通貨強弱が米国時間にかけて継続なるか

円買い傾向となっている通貨強弱が米国時間にかけて継続なるか
2022.08.24
本日のポイント
  1. 米・MBA住宅ローン申請指数
  2. 米・週間原油在庫

昨日は、米国市場で主要株価指数3銘柄が続落となり、株安・金利高・原油高のリスクオフムードが展開された。ゴールド・シルバー・プラチナは反発上昇したが、パラジウムのみ続落している。原油WTIは93.5ドルまで上昇している。昨日発表された米・7月新築住宅販売件数は、前月の59.0万件から51.1万件へと下落し、2016年初め以来の低水準となった。

為替市場は、強含んでいたオセアニア通貨が一転、本日のアジア時間では最弱通貨となり、ニュージーランドドル円は85.155から84.439まで約70pips下落した。NZドル円は4時間足での84.393-85.172の間でボックス相場が継続しており、方向性を掴みにくくなっている。米国時間にかけて日足75MAの84.201を下抜けるのか、慎重に判断したい。

本日の指標は、15:00に日・工作機械受注、17:00に南ア・消費者物価指数、20:00に米・MBA住宅ローン申請指数、21:30に米・耐久財受注、23:00に米・中古住宅販売保留、23:30に米・週間原油在庫、26:00に米・5年債入札、翌7:45にNZ・第2四半期小売売上高が発表予定となっている。円買い傾向となっている通貨強弱が米国時間にかけて継続するのか、慎重に静観したい。

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著者:中本 崇

国内外のFX経歴15年以上、FP2級の資格を持つ。大手証券会社で証券マンとして勤務した後、脱サラして、現在はプロトレーダーとして活動。長年相場を見続けてきた経験から独自のFX手法を開発し、勝率アップ。スキャルピングからスイングまで幅広いトレードスタイルに精通する。